保護者の声


 こばと保育園は、誰にでもお勧めできる保育園、というわけではないかもしれません。洗濯物は多いし、小さい子でも砂だらけになります。合宿やお出掛けが増えてくると、お弁当などの準備も必要です。奉仕作業や行事など、親の出番も多くあります。そして、先生方は、子どもにはもちろん、親に対してもビシバシ(?)指導してくださいます。

 ただ、大変なことが多いほど、喜びや達成感も大きくなります。様々な体験を通じて自信をつけていく様子を見るのは、親として本当に嬉しく誇らしい気持ちになります。同じ目標に向かって協力することで、保護者同士の連帯感も強くなります。

 そのようなことを全部ひっくるめて、毎日楽しく子育てができるのは、こばと保育園のおかげだと本当に感謝しています。これからもずっとこの保育を続けていただきたいです。


 親子二代でこばと保育園に通いました。「遊ぶときはしっかり遊び、子どもを叱るときにはしっかり叱る」というこばとの教育方針に惹かれました。甘やかすだけの教育方針ではなく、しっかりと子どもにわかるように叱る、そういう方針が今必要だと思います。子どもも服も泥だらけ、それが自分の求めていた保育園です。

 リズムで鍛えられているせいか、年長で補助輪なしの自転車にも乗れるようになりました。

 我が子がのびのび成長していくことが実感できます。


 「こばとは危ないことが多くて心配だ」という声を耳にすることがあります。毎日のように、川や山に行き遊ぶ子どもたち。散歩も長い距離を歩きます。道具を使ってたくさん働きもします。でも小さいうちから大人に守られ、危ないことがわからないほうが、将来的には危険なのではないでしょうか。小さいうちからいろいろな状況に出会い、体験することが自分の身は自分で守ることのできる人になり、またまわりの人も守れる人になると私は思います。

 こばとはすばらしい保育園です。


 私が子どもを預けていた期間は8年間でした。子どもが小さいときはあっという間と言いますが、本当にその通り。

 こばと保育園で親子で過ごした8年間は子どもと心と心で向き合った8年間だったように思います。

 こばとほど”親の都合”で子育てするのではなく、”子どもにとって大切なこと”を一番に考え、子育てを、してもらえる保育園はなかなかないと思います。

 子どものことを一番に考える子育ては、やっぱり親としては大変でした。だけど、ひとつひとつの行事も親子で苦労して作り上げ、同じ瞬間に楽しさを共感できたことは、この忙しい子育ての中の大切な時間で、親子にとっての宝物になりました。

 小学校に入り、こばと卒園の子どもは少なく、友だちができるが不安でしたが、保育園生活で経験してきた他園との交流のおかげもあり、友だち作りについて怖じ気づいた様子もなく、毎日『今日も友だちができたよ!』と教えてくれる笑顔が幸せでした、そして、他の友だちに流されることなく、自分のしたいことに集中でき、しっかりと自分を確立してくれている様子を見ると、保育園生活でじっくりと丁寧に保育してもらえたことが反映されているな、と感謝の気持ちでいっぱいです。

 そして、何より卒園してからも親子でこばとに遊びに行きたい!!先生たちにに会いたい!!と思える、こばと保育園。親子共々、大好きな保育園です!!


 義母の勧めでこばと保育園へ見学に来たことが入園のきっかけでした。そのときに「こんな小さな子どもたちがこんなことができるんだ」と今まで見たことのない子どもたちの姿に驚いたことを覚えています。そして、そののびのびとした教育もとてもよいとも思いました。ただ、家から遠く、送り迎えに困ると思い、とりあえず4月までと思って入園させました。入園後のこばとノートには、自然の中で遊ぶ姿、ふれあう姿や長時間の散歩コースなど書いてありました。そして一番驚いたのは子どもの成長ぶりでした。どんどんいろんなことができるようになり、身体も強く、心も一緒に成長してきました。他の園を考えていた私たちは、こばと保育園のよさに気づき、そのままお世話になることにしました。これからも、子どもを見守っていこうと思います。


 上の子の保育期間が3年、下の子は現在4年目を迎えました。

 こばと保育園で過ごした3年間は、息子だけではなく自分たちも一緒に成長できた、とても大切で、充実した時間でした。息子は当時発達の遅れを意思から指摘されたこともあり、保育園選びには、とても慎重でした。知り合いから話を聞き見学に行き、入園を決めました。もっと早く入園していればと、今は少し後悔しています。

 泣き虫で、癇癪で、母親からは慣れられず、ナヨナヨした息子が強くたくましく成長できたその土台を築いていただきました。

 仲間を大切にできる・好き嫌いなくよく食べる・諦めず最後まで成し遂げる姿勢など、これから生きていく上で大切なことを心と体で学べた時間でした。

 毎朝の雑巾がけやリズム運動、自然と親しみながらの散歩や泥遊び、山マラソンなど、今の子どもに足りないことが体験できるのがこばと保育園です。昼食は園の畑で園児たちが育てた、野菜などをたくさん使いバランスの取れた給食で、毎日のメニューも充実しています。

 こばと保育園だからこそ経験できた、数々の行事や体験は子どもたちを心を強くし、お互いを思いやり励まし合う心を育て、心身ともに成長させてくれました。

 保育園の外観や保育などで毛嫌いされるとよく聞きますが、保育は外観ではなく質だと思います。卒園後の子どもの成長は特に目を見張るものがあります。

 認可外保育園で財政が厳しくても、大事なことは妥協しないで現在の保育を続けてくれる、なにより愛情いっぱいに子どもたちを抱きしめてくれる園長先生とその職員の方々に本当に感謝です。

 確かに行事は多く、大変だと感じることもあると思います。行事の取り組みは、父母と職員が一緒に行います。作業をしていくうちに垣根が取り払われ、お互いに気楽に話すことができます。そんな中で、子育ての悩み、仕事のこと、家族関係のことなど、何でも話せる仲間を見つけることが多くあります。親たちが「この年齢になってこんなに親しい友だちができるとは思わなかった」などというのをよく耳にするほどです。

 みんなと力を合わせて作業する中で、園のことも自分たちで作る保育園だと感じられるようになります。

 とにかく見学しないとわからない!伝えたいことはたくさんあります!

 開放日があるので、とにかく気楽に体験・体感してもらいたいと思います。


 3人の子どもたちが合計で10年以上もこばと保育園にお世話になりました。

 一番はじめに預けたのは実家に近かったからという単純な理由でした。しかし、こばと保育園で過ごすうちに日に日にたくましくなる子どもの姿や子どもたちのためにいつでも一生懸命に働いたくださる先生方に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

 野山の草の名前は私より詳しくなり、旬の栄養がたくさん詰まった自然の食べ物もたくさん味わわせていただきました。添加物のできるだけ少ないものを選んで子どもたちに与えてくださるという食へのこだわり、食器やおもちゃなど子どもたちが触れるものはよいものをという本物志向も親としては大きな安心につながりました。

 また親ではとても連れて行けない三瓶山全制覇など貴重な体験をさせていただきました。

 大切な幼少時代だからこそ育てたい力を子どもたちの発達に会わせ、ベストなタイミングで伸ばしていただけるすばらしい保育園だと思います。

 上の子は今年は受験生です。こばとで育てていただいた粘り強さを発揮し頑張った暁には高校の制服を着て伺います。

 毎年春には小学生から大きな学生さんまでたくさんの卒園生がやって来るこばと保育園。そしていつも温かく迎えてくださる先生方が大好きです。先生方には、どうかいつまでも代わらずお元気にこばとっ子を支えていただきたいと思います。

 末永くよろしくお願いします。


 3歳まで自宅で義母に子どもを見てもらえる…と仕事復帰した矢先、義母の病気。いろんなことで目の前が真っ暗。家も子どももどうしよう…。3ヶ月の子どもを預かってくれる(しかも途中から…)保育園なんてすぐには見つかりませんでした。そんな出来事から、早4年。今でも、優しく「明日からでもおいで!」と言ってくださった園長先生の顔が忘れられません。こばと保育園は、私にとって、第3の家庭のようなもの。うちの子が今こうして元気よく、大きな病気ひとつなく過ごせるのも、強い体、強い心をしっかり育ててくださった先生方のおかげです。ときには厳しく(それは親のような目で見てくださるから)、ときには優しく、心底子どもたちをこんなにも思ってくれる保育園はないと思います。様々な問題が起こる現代社会で、これから先、子どもたちひとりひとりが生き残っていくためには、小学校までの6年間、こばとでしっかり心と体を鍛えることが大切だと考えています。そして、こばとは親も育ててもらっている保育園でもあります。今、子どもがどんなことを考え、この行動をしているのか?朝ごはんの大切さとは?規則正しい生活が、子どもに与える影響とは?ただ「働くために預けよう」というきっかけで預けても、自然と私たち保護者も先生方からたくさんのことを学んでいるように思います。

 さくらさくらんぼ保育に出会えたおかげで、リズム運動を知り、卒園式であの感動を体験できました。我が子が卒園するときには、きっと涙々ですね。

 ひとりでも多くの方に、この保育を、そしてこばと保育園を知っていただけたらいいなと思っています。

 お迎えに行くのが祖父母の方々がとっても多いのも、こばとのよさですよね。いろんな人に育ててもらって、感性豊かな子に育つんですよね。


 預ける、預かるだけの保育ではなく、ひとりひとりを見つめる保育をモットーに、発達を保障し、親以上に親身になって、様々な体験を通し保育してくださっている先生方には、とてもありがたく、感謝の気持ちでいっぱいです。

 入園当初、体力がなく、体調を崩しては、入退院を繰り返していた息子。こばとでたくましく育てていただいたおかげで、今では病気知らずで学校を1日も休まず通っています。

 ちょっと心が折れそうなとき、何でも挑戦してみよう、挑戦してできたときの気持ちを思い出し、這い上がって勇気を出して頑張っています。現在、まだ2人お世話になっていますが、成長が楽しみです。

 少子化で先々の不安はありますが、こうやってこばとの存続があるのは、こばとっ子やOB、子どものありのままの姿を見て、こばとのよさをみんなが感じているからだと思います。


 息子がまだ赤ちゃんのころに、こばと保育園の運動会や園児たちが野山を駆け巡って生き生きとしている姿を見る機会があり(しかも木の実を採って食べていた)、大田にこんな保育園があるんだとビックリしたのを覚えています。

 入園して感じたのは先生方の保育に対する考え方が統一されていて、子どもは子どもらしく自然の中で思いっきり遊んで、危ないからと制限せずに子どもの持っている力を引き出そうとしてくださることでした。

 息子はのんびりマイペースなタイプですが、日々のリズム運動やこばと保育園でしかできない体験の積み重ねでずいぶんたくましくなったなと感じることがあります。

 私自身も子どもとの関わり方など教えられることも多く親子共々お世話になっています。


 こばと保育園を卒園した3人の我が子、身体を動かすのが大好きで、滅多に風邪もひかず学校を休むことなく元気いっぱい登校しています。5年生の長女は好奇心旺盛で様々なことにチャレンジし、そしてやると決めたら決して途中で諦めたり投げ出すこともなく全力投球しています。

 これは、登山や長距離散歩、雑巾がけやリズム運動など日々の活動だけでなく、心を鍛えられたからだと思います。

 これから成長に伴い、困難なことや辛いことに遭遇することも増えてくると思いますが、こばとで培った強い心で乗り越えていってくれると信じています。


 こばと保育園では、子どもたちがこれから生きていく上で必要なことをしっかり身につけることができます。外で自然としっかり戯れ、自然の中に遊びを見つけることができます。大人では見落としてしまうような小さな変化も見逃さず、楽しみをみんなで共有しいろんなことを想像しながら次々と発展させることができます。遊びの中で全身を使い、うまく自分の身体をコントロールできるようになります。

 身体だけではなく、心のほうもしっかり成長していきます。自分のことばかりでなく、人の話も聞けるようになります。そして自分の思いを言葉で伝えることができるようになります。トラブルや困ったことが起こっても、子ども同士で話し合い解決できる力を身につけるのです。

 このような経験は、就学前の子どもにとっては読み書き計算よりも大事なことだと思っています。小学校に入ればイヤでも1から学習する内容を、遊んでもいい保育園時代にわざわざ時間を割いて行う必要はありません。今の時期は思い切り遊び、遊びの中から多くのことを学ぶことのほうが何倍も意味があると思います。

 このような私なりの子育ての基礎を作り上げてくれたのが、こばと保育園だと思っています。一貫した保育方針、それを実践する先生方、その両方を信じていれば大丈夫と思わせてくれるものがこばと保育園にはあります。育っていったこばとっ子を見ればわかります。こばと保育園で多くのことを経験し、乗り越えてきたのだから、この先どんなことがあっても乗り越えてくれると思えるのです。信じる道があること、これが子育てをする上で親にとって一番大事なものではないかと感じています。

 ひとりでも多くの子どもたちがこばと保育園を卒園し、大きく育っていってくれれば、きっと素敵な大人がいっぱいになるでしょう。


 こばと保育園にはいいところがたくさんありますが、その中でも「自分で考えて行動する」「できなかったことができるようになる喜びを知る」という2つが個人的には大好きです。こうした力を子どもたちにつけていただいた先生方には本当に感謝しています。

 こばと保育園でがんばった子どもたちの中には強い心が育っています。この強い心は、きっとその後の子どもたちの助けとなるでしょう。